なんかね。改造したがるよね。子供って。
前回の投稿で、マンマシンインターフェイスがどうとか、うらなり君がどうとか言っておりましたが、なんか自分が一段高い場所から話をしているような寒い内容だと気付いて反省しきりです。反省をこめて、今日はとてもいいかげんにやりたいと思います。
面倒くさい話はともかくですね、テレビ会議の肝はカメラだぜ、とばかりに外付けWEBカメラを、お金は無いのでそこそこ安いけど評判のいいやつを買ったわけですが、うん、何かちょっと違う。
画質はまあまあ、というか十分。マイクの音質も結構マトモ。じゃあ何が気に入らないのかといえば、画角が狭い。
ガカクが狭い、というのはつまり、映る範囲が狭い、即ち自分がカメラにうんと近づいているように映る、ということなんであります。これの何が気に入らないかというと、普通の距離感でカメラに向き合うと、うん、なんかでかい顔した奴が映ってる。なんか圧迫感あるし、なんなら出しゃばり感まである。
通常のノートパソコンに搭載されたカメラって、その辺が考えられてて画角広めになってます。画質はともかく、その点はよくできてる。また、ちょっといいWEBカメラも、やはり画角が広く、背景含めてよく映る。何なら2-3人一緒に画面に収まることもできる。
でも私が買った安めの、まあ、もうちょっと丁寧に言えば普及価格帯のカメラだと、その辺がイマイチなんでした。で、どうするかというと、カメラから離れて映ればいいわけですが、そうかそうだよ俺天才とか思って離れると、あれ、画面も遠くなったよ、あ、キーボードやマウスに届かないよ、とかいう状態になり、上履き袋を抱え、しくしく泣きながら帰ることになるのです。
どうしたものか。高いWEBカメラに買い替えるべきか。でも、機能的にはこれでほぼ満足なのに、画角のためだけに急に値段が上がってて、なんか負けた気になる。でひらめいた。だったら改造しちゃえばいいじゃないかと。
そういう系のブログじゃないので、ざっと割愛しますと、ペキ、クルクル、ギュイーン、ゴリゴリ、ペタ、クルクル、ペキ。というプロセスと、スマホ用に買って引き出しで眠っていた安物広角レンズを組み合わせて、こんなん出来ました。
まあ、ドリルで穴開けてレンズ張り付けただけなんですが、これで画角は1.5倍。おまけにレンズを回転してフォーカスを調整もできるようになって、先生、僕はまだやれます!という叫びがきこえてくるようですね。
いやでも本当にこれだけのことで効果は絶大で。すくなくともキーボードを普通に打ちながらカメラに向かって会議を続けることが苦にならなくなりました。そういう使い方はしてませんが、フォーカスが弄れるようになったのでマクロ的に手元を映すこともできます。
こんなんばっかりやってるから、時間ねえんだな、俺。